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監査法人入所までにやって良かったこと・やれば良かったこと

landscape-1802340_1920こんにちは。公認会計士GTRです。

先日ツイッターで監査法人に入る前にExcel講座を受けべきかという議論が巻き起こっていた。

今年は就職は余裕な状況なので、皆さんの興味は内定後に何をするべきかというところへ移りつつあるようだ。

そこで私が監査法人入所前の2ヶ月でやってよかったこと、やっておけばよかったと後悔したことなどをまとめてみようと思う。

 

 

最後の休みを満喫する系

海外放浪の旅

せっかく2ヶ月あるのだから、どうせなら社会人になったらできないような時間の使い方をするのがいいのではないだろうか。

監査法人に就職する人は、普通の会社と比べてまとまった休みが取りやすい。有給で1週間休みの期間を年数回作ることもできるし、お盆休みや年末年始の休みと組み合わせれば2〜3週間の休みを取ることもできる。

それでも1ヶ月を超えるような休みを取るのは難しいので、就職前に長期の旅行をしておけば良かったなと時々思う。

今自分が内定通知後に戻れるなら、迷わずバックパッカーをやって2ヶ月海外を放浪する。就職してからは監査法人といえどもそこまで長期の休みは取れないし、そのうち結婚したり子供ができたりして自由に一人旅するというのはもう一生できないかもしれない。そう考えたら就職までのタイミングは最後のチャンスかもしれない。

海外放浪して面白い経験をたくさんすれば今後の持ちネタにもなるし、意外と今後の人生の財産にもなる気がする。

別に海外でなくても、例えば自転車で日本縦断して見るとか、何か後々記憶に残ることがしたいなと思う。

 

海外旅行

海外放浪と似ているが、バックパッカーとまではいかなくても単純に海外旅行はオススメだ。

監査法人の就活が終わって入所するまでの12月〜1月は旅行比較サイトによれば1年間で最も飛行機のチケットが安い時期だ。中でもおすすめはヨーロッパ。ヨーロッパは観光のオフシーズンということもあり、イタリアやフランスやスペインといった人気国でも安い旅行代理店を使えば10万円台で行けてしまう。

これがGWやお盆休みになると50万円とかしてしまうこともあるので、内定が決まってから海外旅行に行くのはタイミング的にもちょうどいい。

ただオフシーズンなだけあってヨーロッパはクソ寒いので、防寒はしっかりし準備して行ったほうがいい。

 

とにかく好きなことをやり倒す

せっかくのまとまった休みなので、ある程度時間のかかることをするのがオススメだが、最後の大きな休みをただゆったり過ごすというのもありだろう。

昼過ぎに起きて、1日家にこもって漫画を読んだりゲームをしたり趣味に時間を使ったりして夜は飲みに行く。

次の就職も決まっていて不安はなくて、親に借金(就職後給料が出たら返す)すればある程度お金も使えて、なおかつ時間がたっぷりある。人生においてこんなシチュエーションはそうそうないので、この時間をただただ楽しむというのもなかなか贅沢である。

 

 

将来のために投資する系

短期海外留学

自己研鑽系で真っ先に思いつくのが英語力の向上だろう。

会計士試験に受かって意識が高めのやつは大体英語をやり始める。特別海外思考でもないやつもとりあえず英語を勉強しだす。とりあえず会計士の後にとりあえず英語。将来に向けてしっかり考えているようでいて本当は何も考えていないんじゃないかという感じもしてしまうが、確かにとりあえず英語というのは間違っていないと思う。

英語は転職に有利に働くことも多いし、監査法人に居続けるにしても武器になるし、なんやかんや最も汎用性の高いスキルだと思う。

英語を学ぶのであれば今はフィリピン等への海外短期留学がおすすめだと思う。1ヶ月であれば10万ちょっとで行けてしまうし、社会人になると1〜2週間の短期留学に行く人はけっこういるが、1ヶ月超の留学はなかなかできないので就職前の期間は絶好の機会である。

短期留学に行ったからといって1〜2ヶ月程度じゃ英語がペラペラというわけにはいかないが、四六時中英語に囲まれた環境で人によってはかなり実力がつくようだ。

短期留学先選びはフィリピン留学体験談ラジオという無茶苦茶優良なサイトがあるので、ぜひそちらをご参照頂きたい。

 

英語

英語をやりたいのであれば別に海外に行かずとも日本で勉強してもいい。12ヶ月かけてがっつり勉強すればどんなに苦手意識のある人でもある程度基礎は固まるだろう。

英語に限らず、何かを習慣付けるにはある程度の水準まで一気に引き上げることが大事だと思っている。

簿記で言えば、2級の範囲の途中ぐらいで、なんとなく簿記というものがわかってくるあたりから楽しくなる。そうすると勉強することが苦痛じゃなくなり、自主的に勉強出来るようになる。

英語についても就職前のまとまった時間を使って基礎を固めれば、就職してからも勉強の習慣を維持しやすくなると思う。

短期集中型の講座や合宿もあるので、そういうものを利用するのもありかもしれない。

 

読書

せっかくまとまった時間があるのにもったいない気もするが、早く仕事で活躍したくて居ても立っても居られないという人は読書に明け暮れて見るのも良いかもしれない。

読書はやはり仕事や人生にすごく役に立つ部分が多い。

普段読書をしないという人は、これを機に読書の習慣を作ってみるのも良いと思う。例えば就職までに30冊読破するとか決めて、一気に集中して読んでみるというのも良いかもしれない。

最も、読書はいっときだけまとめて読むよりも継続的に時間を作って読む習慣を作ることの方が大事かなと個人的には思う。

 

プログラミング

これは自分の趣味なので、興味がない人には全く進めないが、もしプログラミングに興味があるなら就職前に集中的に身につけてみるのはかなり良いと思う。

大手のプログラミングスクールは1ヶ月のコースが多いので就職前の時期にはちょうど良い。

私も働きながらプログラミングを学んでみて、働きながら0から何かを習得することの大変さを痛感した。英語のところでも書いたが、何事もある程度基礎が身につくと自然と学習する習慣がつく。

プログラミングであれば、1ヶ月集中してやればそれなりに基礎が固まって、頑張れば自分でオリジナルサービスを作れるようになるので、かなり楽しくなると思う。

学生の料金がかなり安いスクールもあるので、学生の方は特にチャンスかもしれない。

 

 

その他やっておくと後で楽なこと系

運転免許

もし免許を持っていない人がいたら、是非就職前に免許を取得しておくことをおすすめする。

もちろん自分はこのさきも絶対に車を運転することはないという方は不要だとは思うが、そのうち免許を取ろうと思っている人は絶対に就職前に取った方がいい。

運転免許取得のためには30コマ以上の授業を受けなくてはならないので、就職してから隙間時間を使って自動車教習所に通うのは相当めんどくさいし、当然合宿に通うようなまとまった時間も取れない。通学の場合、土日は人気があってなかなか予約が取れないし、平日夜は残業が発生することもあって予定が狂いやすい。

また、教習所を卒業した後の運転免許試験は土日祝日休みなので(隔週で営業している場合もあるのかな?)、わざわざ有給休暇を使って試験を受けに行かなければならない。

12月〜1月はそこまで混まない時期なので、今申し込めば通学でも就職前にギリギリ免許取得が可能だろう。

私は内定出た後自動車教習所に申し込み、ギリギリ1月31日に免許を取得することができた。

 

引っ越し

引っ越しする場合、就職してからする人もいれば就職前に終わらせてしまう人もいる。

就職後に引っ越すメリットとしては、実際に働いてみて便利だと感じる駅を選べることだと思う。監査法人は自分の法人の事務所よりクライアント先に行くことが多いため、人によって便利な駅が異なる場合がある。例えば埼玉にクライアントがあるなら上野が良いかもしれないし、神奈川にクライアントがあるなら蒲田が良いかもしれない。入社前は自分がどこに行くかがわからないので、もしかしたら後で不便を感じるかもしれない。

では就職前に引っ越すメリットは何か。一つはやはり時間に余裕があるので、ゆっくり物件を見る時間があるということだ。12月は時期としても比較的閑散期らしいので、じっくり物件を見て部屋探しができる。

また、就職後に引っ越すことのデメリットとして、引っ越し前の住所を元にクライアントが割り当てられる可能性がある。例えば、就職してから都内に住むつもりで、しばらく地元の町田から通うことにしたとする。すると入社して見たら八王子のクライアントに配属させられて、都内に引っ越したのに四半期の度に八王子まで通わなきゃいけなくなり、結局通勤時間が長くなってしまう、というようなことが起きうる。

私はまさにこのパターンで、就職前に都内に引っ越しておけばよかったなと後悔した。

 

まとめ

色々書いてみたが、私だったらやはり2ヶ月という長期の休みがないとできないことにチャレンジしたいなと思う。

学生時代は時間があってもお金がない、就職するとお金はあるけど時間がない。監査法人の内定が出た後は、お金は手元にはないかもしれないが、就職して働き出せばがっつり稼げることを考えると、ある意味お金も時間も困らない貴重なタイミングだ。

当時はお金がなかったのでやりたいことを我慢したが、今思うと借金してでもチャレンジしといた方が良かったなと思う。数十万の借金であれば、就職して半年もすれば返せるだろうが、時間はなかなか作り出せない。

貴重な時間を無駄にしないよう、遊ぶにしろ自己投資するにしろ、是非有意義に過ごして頂きたい。

なお、残念ながら補習所は入所前から始まってしまうのでそこはご注意を。

 

 

 

-公認会計士キャリア論


 comment
  1. カルマ より:

    はじめましていつもブログ楽しく見てます。
    私は今年合格した大学3年生です。
    卒業まであと1年あります。
    監査法人によっては大学行きながらでも働くことができると言われました。
    GTRさんはもし合格してから大学卒業までに1年あったら何をしますか?
    早く働きたい気もしますし1年間遊んですごしたい気もします。
    よろしくお願いします。

  2. GTR より:

    カルマさん

    コメントありがとうございます。
    私だったら監査法人で非常勤で働くことはせず、ベンチャー企業でインターンをすると思います。単純に遊ぶのもありだと思います。

    以下それぞれのメリットとデメリットをあげながら考えてみます。

    ◆監査法人で非常勤で働くメリット
    ・大学生でありながらそれなりに稼げる(インターンやバイトの2〜3倍の時給)
    ・卒業してから就職するより1年早く経験を積める=昇格が1年早まる可能性がある。
    ・1年早く経験が積めるということは、同じ経験をきた上で転職する場合大学卒業後就職する場合より若い年齢で転職できる=転職に有利

    ◆ベンチャー企業のインターンのメリット
    ・監査法人の経験はどうせ卒業後できるのだから、卒業前はそれ以外の経験をできる貴重なチャンス
    ・公認会計士のキャリアは監査法人に居続けたりコンサル等に行く場合、事業会社を全く経験しないままパートナー等になる可能性もある。一度就職すると事業会社を経験するためには退職しなくてはならない(出向という手段はあるが)ので、卒業前は事業会社側を経験できる貴重なチャンス。
    ・ベンチャー企業は実質的に経理担当者不在の会社も多く、インターンといえども会計士合格者であれば重宝されるし、0から管理部門を構築する経験ができる貴重なチャンス
    ・経理業務でなくても「会計士に合格した」というポテンシャルがあれば採用される可能性は低くないと思うので、営業でも何でもチャレンジする機会がある

    ◆働かず遊ぶ
    ・将来が決まって不安のない状態で丸1年以上遊べる上、安定した将来が決まっているので親から借金等もしやすい
    ・1年間自由な時間は就職してしまったら引退までないかもしれないので貴重

    という感じでしょうか。
    非常勤で働けば給料も良いですし会計士としてのキャリアは1年早く築けますが、しょせん今後40年続く会計士人生のうちの1年にすぎません。
    であれば、単純に1年早く監査の道に進むより、一度就職してしまったらなかなか出来ない経験を今しておいたり方が価値はある気がします。

  3. M1 より:

    同期に差をつけるためには何をすればいいですか?英語とかエクセルですか?

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