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公認会計士試験合格までの道のり11 〜論文式試験と合格発表〜

2016/04/17

 

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全然勉強が完成しないまま論文の当日を迎えた。

 

 

 

望みは薄いというか、受かる気は全くしなかったので、もう全答練受けるつもりでいた。

来年合格するために、今年は試験本番の空気の中でどれだけできるかのシミュレーションだ。

そう思ったら全く緊張せず前日も良く眠れた。

 

 

 

 

会場は明治。

やり残した事が多すぎて当日も早めに行き、ドトールで2時間ぐらい勉強してから行った。

私は短答の時は当日色々勉強しても意味無いと思っていたので休み時間等も何もせずリラックスしていたが、論文の時は当日も勉強した。

教室は机も狭くてやややりにくかったがすぐ慣れた。

本当に緊張しなくて、TACの全答練を受けているぐらいの感覚だった。

手応えとしては…

 

 

 

監査→かなり出来た気がした。正当な注意とか事業上のリスク重視のリスクアプローチ等基本的なところが多く、答練よりテキストをやってた私としてはラッキーだった。直前に見たところがかなり出た。科目合格ありえるかも。

租税→理論はやはりほとんど出来ない。法人税は出来た。消費税は難しすぎ。足切りありえるかも。

管理→難しすぎて死んだ。が、論文は管理単体で足切りになる事はないためあまり落ち込まず。

財務→大問3の計算はほとんど手が回らなかったが、他は普通に出来た気がした。計算は全答で解いたのを除けば短答から3ヶ月近く全くやってないにも関わらず、ほとんど忘れてなかった。

企業→普通にかなり出来た気がした。しかし企業に関しては、答練は全答しか受けていないし、全答は解答用紙逆に書いてほとんど点数もらえなかったから、実際自分の実力がよくわからい。自分で出来てると思ってもどのぐらいできてるかは不明だった。

経営→わからないものは見当もつかなかったが、どうせみんな出来ないだろうと考えて無視。計算等出来るとこだけきっちりやってそこそこのできだと思った。科目合格ありえるかも。

 

 

 

 

という感じで、思ったよりは戦えたが、まあ冷静に考えて受かっているはずは無い感じ。

まあ、十中八九不合格。もしかしたら40%ぐらいの確率で監査、企業、経営のどれかが科目合格かなー?というイメージ。

 
こうして論文式試験は終わった。

三日間は本当に長かった。

受かっているかどうかはひとまず置いておいて、終わった後の達成感・解放感は半端無かった。

やっと終わったー・・・・・

 

 

 

ただ、今年は無理そうだと最初から思っていたので、試験後はすぐに来年(2012年)目標として勉強を開始した。

試験後しばらくはさすがにあまり勉強しなかったが、試験前の生活リズムは維持しようと思い、試験翌日も朝7時に  TACに行ったのを覚えている。

それからは、多少遊んだりアルバイトしたりしつつ、相変わらず受験生の生活を続けて合格発表までを過ごした。

落ちたと思っていたので、就活対策のようなことは特にしなかった。

 

 

 

 

そして迎えた発表日。

発表日の前日は夜勤のバイトだったので、当日は始発で6時ぐらいに家について、一応9時半に目覚ましをセットして寝た。

「合格は無理だろうけど、科目合格二つぐらいあればラッキーだな」

その程度の気持ち。

そして9時半になる前に自然と目が覚めました。どうせ回線混雑してるだろうからと、ボーっとながら協会のページを開く。

確か発表は9:30だったと思うが、実は9:00ぐらいにもう見れてたらしい。

意外とすんなり繋がって、合格者番号のページを開く。

経営学科目合格者から見ようかと思ったぐらいだったが、一応全科目合格者のページから見た。

 

 

 

 

ゆっくり自分の番号が近づいてくる…

落ちてるだろうと思いつつもちょっと緊張。

あるかなー…

ねーだろーなー…

!!!!!!!!!?

は!?

え…

いやいやまさか…

合格…?

 

 

 

本当にこんな感じで、一瞬嘘だと思った。自分の番号で間違いないことを何度も確認した。

最初は間違えて短答の合格者のページを開いてしまったんだと思った。

論文試験合格者は「論文式試験合格者」ではなく「公認会計士試験合格者」として発表されるから、10分ぐらい「公認会計士試験合格者」が何を意味するのかを考えていた。「公認会計士(短答式)試験合格者」なのではないのかと。

しかしどうやらこの「公認会計士試験合格者」とは「公認会計士(論文式試験)合格者」を意味しているようだ。

 

 

 

なんかもう、うれしさを通り越してよくわかんなくなってきた。

ほっぺはつねらなかったが、現実世界で「これは夢なんじゃないか」と人生で初めて思った。

若干混乱しつつとりあえずすぐに両親に電話。

 

 

 

「なんか俺、受かった。多分。」

今でも覚えてる第一声。

「たぶんて何?受かったの?」と親。

 

 

 

そりゃそうだ。なんだよ「多分」て。笑

しかしこの時はまだ「もしかしてなんかの間違いなんじゃないか」と本気で思っていたので、両親をぬか喜びさせてしまうんじゃないかと考えていたのだ。

続いて彼女に報告。仕事中だったのでメールで。

会計士受験をスタートする直前から付合い、二年半を支えてもらった人でした。

 

 

 

当時送ったメール見返してみたら一言

2011/11/14 9:39「受かったー笑」

だった。笑

 

 

 

それから予備校仲間にメール。

当時いた予備校の仲間は2012年目標の短答受験に切り替えていて、私も落ちたつもりで前日まで普通に予備校行っていたので、いつものメールのように打った。

2011/11/14 9:40「今日飯食う人いるー?あと合格してたー笑」

 

 

 

改めてメールを見返すと、いかに自分のテンションがおかしくなっていたかがわかる。

お世話になった人たちに一通り連絡すると、だんだん冷静になってきて、今度は就活がヤバいという現実にかえりお腹が痛くなってきた。

そんな感じだったので、嬉しかったのは嬉しかったけど、色々混乱してて、本当に受かってよかったと喜びを感じれたのは就活の内定が出た後だったが、とにかく受かったのだ。

 

 

 

 

 

以上で公認会計士試験合格までの道のりシリーズは終了です。

読んでいただきありがとうございました。

結果的になんとか合格する事ができました。

 

 

論文合格までを通じて思った事は、どんな時でもあきらめない事が大事だなという事。当然ですが。

私ほど準備不足で論文受けた人はめずらしいと思いますが、それでも受かることもある試験。

何があっても絶対自分からあきらめない方がいいです。

もちろん自分の実力を冷静に見極めて、会計士試験以外の道を目指すのは諦める事とは違いますが。

準備万端で良い手応えを感じた12月短答で落ちる事もあれば、落ちたと思った5月短答や論文で受かる事もある。

そーいう試験。

 

 

 

 

それから5月短答からでも死ぬ気でやれば十分論文合格もありえるって事がわかりました。

一年間論文のためだけに勉強して来た人との差は大きい気がしますが、以外と短免の人は一年間目標が無くだらけてしまう人も多いです。

その点5月短答から論文受ける人は、一年間の中で12月短答、5月短答、8月論文と、直前期が三回もあるので、だらける事は無く、それを乗り越える能力があれば十分短免とも戦えます。

だからこそ短免の人、12月合格の人は気を抜かず頑張って下さい。

 

 

 

 

それから上位数%しか受からない短答と、論文は全然感覚が違います。

落ちる方に入らなければいいんですから。

だから短答突破しちゃえば論文は何とかなります。きっと。

 

 

 

 

私が言える事はこれぐらいですかね。

あくまで私なりの意見ですが、何か参考になる事があればうれしいです。

次は「監査内定獲得までの道」を書こうと思います。

 

 

 

おわり。

 


-体験記-公認会計士試験合格までの道のり


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