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監査法人内定までの道のり3

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そこからは本当に怒濤の日々が続いた。

まず、新日本の法人説明会という名の一次選考があった。内容はESと小論文による書類選考。

 

 

 

初めて提出すつESということもあり、直前まで修正を繰り返した。なかなか納得のいくものが出来ず、結局会場に向かう電車の中でも修正したりしてた。

本当にギリギリだったのでコピーをとるヒマもなく、ESの内容はiPhoneのカメラでとって何とか会場へ。

それでも5分程遅刻してしまいすごく焦ったが普通に入れた。

それから説明を聞いたりなんだりして、小論文に進む。

内容は答えの無い問いに自分なりに考えて自由に書けるものだったので、教科書通りの内容を書いても面白くないと思い、やや奇抜な内容を書こうと考えた。

 

なんかそれっぽいものが書けた。まぁこれでダメならしゃーない。

ESの内容は自信無かったので、五分五分かなという感じだったが無事一次選考通過。

 

その次の日ぐらいには太陽ASG、その次の日にはあずさ、そして数日空いてトーマツという感じで怒濤の法人説明会。

それに続いて怒濤のES締め切りラッシュ。

 

 

 

睡眠はきちんととったが、とにかく時間がなくES書いたり面接の練習していると毎日があっという間だった。

合格発表後一週間が過ぎると、一通りのES提出と法人説明会が終わり、いよいよ面接の日が近づいて来ました。

さすがに面接の準備だけはきちんと仕上げて行きたかったので、

 

・本命の法人はなるべく後半に、落ちてもいい法人は練習のために最初に受ける。

・法人と法人の面接の間は一日は空けて余裕を持つ。

 

というような事を考えて日程調整。

実際は面接が進むにつれて、午前にあずさの面接を受けてそのまま午後新日本の面接を受けるというような事はよくあった。

 

 

 

最初の面接は太陽ASG。

本命では無かったので練習のつもりで受けたが、正直かなり緊張していて面接前二日間は食欲も無いし、なんか落ち着かないという状態だった。

しかし太陽ASGの面接でそんな不安が吹っ飛んだ。面接がかなり楽しかったのだ。

自分で面接をイメージして1人で練習していた時はあんなに言葉に詰まったのに、実際人間と話してみると意外とすらすらしゃべれるもので、今までの不安は何だったのか、という感じでだった。
それからすぐ後にあったあずさのグループ面接でも意外な発見があった。

 

 

 

グループ面接は他人の面接風景が見れる貴重な場だが、そこで私と一緒に受けた三人は、全員が正直超微妙だった。

あれ?会計士試験受験生のレベルってこんなもんなんだ。なんだ、これならけっこう余裕じゃないか?

ちょっと自信過剰かもしれないが、これぐらに感じられた事が良かったのだと思う。

 

 

 

ちょっと考えればわかるが、就活しているのは全員受験生。

しかも受験を合格した人達なので、少なくとも一年間は勉強に明け暮れていたわけで、面接対策を完璧にできている人は限られている。

 

 

 

なんか行けそうな気がしてきた。

 

 

 

その後も面接はどんどん進んで行く。

一日に複数の面接があることもよくあり、午後の面接の待ち時間に午前中に受けた面接の通知が来ることも。

面接の前は多少の緊張もあってかあまり食欲が無いので、何も食べないで行く事が多かった。

そして空き時間に次の面接の対策をしているとあっという間に時間が経ち、夜まで食事を忘れるという日がけっこう続いた。そのおかげで3kgのダイエットに成功。

 

 

 

面接はあずさとトーマツが楽しかった。一方新日本は圧迫面接だったので行く気が削がれた。

特に面白かったのはトーマツのグループディスカッション。

 

 

私のチームはみんなしゃべれるやつが多く、各自のキャラがはっきりしていた。

 

A→熱く、議論に熱中すると時間を忘れるタイプ

B→比較的おとなしめだが空気を読んでバランスをとるタイプ

C→バリバリの関西人でリーダータイプ。自分の意見ははっきり主張し、他人の意見も批判する。

D→冷静に周りを分析して結論をまとめたり議論が脱線した時は戻すタイプ
こんな感じのメンバー。

そして私。

 

グループディスカッションはチームプレイ。初めて喋るメンバーと上手く空気を読みながらディスカッションをまとめる。

無事ディスカッションも上手く進み、その後みんなでお茶して仲良くなった。

トーマツのグループ面接は、小論文→休憩→ディスカッションの順なので、休憩の間にチームのメンバーと話しておくと楽。

その他にも面接の待合室で出会ったやつとか、けっこう仲良くなるし、今の会社の同期だったりするパターンはよくある。狭い業界なので。就活の繋がりも大事にした方がいい。

 

 

 

そんなわけで、毎日同じメンバーとだけ顔を合わせてもくもくと勉強する日々から一転し、たくさんの出会いがあり色んな事を考えた就活はけっこう楽しみながら過ごす事ができた。

面接も一つ進むごとに自信もついてきて、ゲーム感覚でどう攻略するかを考えると面白い。

個人的には「いかに楽しむか」が内定獲得の鍵だと思う。

 

 

 

そんな感じで面接の日々はあっという間に過ぎ、ついに内定発表の日を迎える。

三大監査法人は基本全て最終面接までに進めていた。

 

内定通知はまずトーマツから電話が来て、新日本から電話が来て、最後にあずさ。

ありがたく複数内定出たので、そこから一応慎重に考えたが結局最初に第一志望だった法人をそのまま選んだ。

 

 

 

やっと終わった。

 

 

 

ほっとすると同時に、合格発表以来ようやく喜びを実感できた。

 

 

 

 


 

 

こうして監査法人の就活は終わりました。

今の自分の法人に入って良かったかと聞かれれば、もちろん良かったと答えます。

他の法人の中の事はわかりませんから、比べる事は出来ませんが。

それでも本当に良い同期に恵まれて、頼りになる先輩がいて、ちょっと怖い人もいるけど尊敬出来る上司がいて、クライアントとの出会いもあり、毎日楽しく過ごしています。

もちろん仕事の悩みは絶えません。辛くて会社をやめたくなったこともたくさんあります。

それでもあれだけ頑張って勉強して、就活して、その苦労に見合う価値があったと思っています。

私が就活してた時と違い、今は誰でも監査法人に就職できます。

当時はいかに内定を獲得するかに奔走しましたが、これから就活する人は、どちらかというと自分が法人を選ぶ就活になると思います。

せっかく好きな法人を選べるのだから、しっかり情報収集して後悔無いように法人を選んで下さい。

 

-体験記-監査法人内定までの道のり


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