こんにちは。GTRです。
質問箱で「本の選び方」「良い本との出会い方」的なことに聞かれる機会が多いので、私なりにやっている本の探し方についてまとめてみた。
私は別にそこまで読書家というわけでもないと思うが、本選びに悩んでいる人もいるようなので書いた。
どうやって本を読めばいいかわからないという方の参考になれば幸いである。
Contents
人が薦めている本を買う
本を選ぶ上で最も良いのは信頼できる人から薦められた本を買うことだと思う。
自分が信頼できる友人、尊敬している上司、業界の第一人者等、おすすめの本は必ず目を通すように習慣づけることが大事だ。
そうした信頼できる人が進めている本を迷わず即買いして即読むというアクションができるかどうかで成長に大きな差が出る。
優秀な人は信頼できる人に薦められた本を必ず読むし、それをやり続けている人には成果を出す人が多いと思う。
また、最近ではSNSを上手く活用することで、業界の著名人からもおすすめの本の情報を収集することができる。気になる人のSNSをフォローしておき、おすすめの本等について触れていたら即買いして即読む。
なお、私は人から本をオススメされたら基本的には必ず読むようにしているが、以下のような点には注意している。
- 自分が読むべきフェーズにあるか
- 今の時代にあっているか
本の中で薦めている本を買う
「人が進めている本を買う」と近いが、本の中で薦められた本を読むというのも良い本に出会う方法の一つだと思う。
だいたいの本が、その本の中で他の本を何冊かオススメしているし、最近は「読むべき本」みたいなものをリストアップした本も増えている。
自分が読んで良かったと感じた本の中でおすすめされている本を次に読むようにすると、そのジャンルについての理解がどんどん深まる。
個人的に、知見のないジャンルについて知るためには、そのジャンルの本を最低3冊読むとなんとなく温度感がつかめる。
1冊しか読まないと、その本が間違っていたときにそれに気付けないし、筆者の思想が偏っているとその影響を受けやすい。
なので、できれば3冊読むようにしている。
読む順番としては「入門書」→「応用書」→「古典」といった感じで読むと理解がしやすい。
ググって探す
何か知りたいジャンルがある場合、まずはググる。
これは本を選ぶ時にかぎらず、今の世の中疑問に思ったことはまずググるのが早い。
検索エンジンの表示順位はある程度信頼できるものから順に表示される用に設定されている。但し中身の無いアフィサイトやキュレーションメディアが上位表示されることもある(このあたりはイタチゴッコが続いている)ので、検索順位の上から良さそうなレビュー記事をざっくり探す。
ランキング形式でまとまっているものも多いので、それらをざっと見て、良さそうなものを選ぶ。
できれば要約を見つけられると、どんな内容なのか事前にわかりよりハズレを引く可能性が下がる。
また、要約や書評を事前に見ておくことで読書効率も上がるので、一石二鳥である。
Amazonの評価から探す
本選びをする上でAmazonは非常に便利だ。
Amazonの評価を見ながら本を選ぶときのポイントは以下
- ある程度評価者が多いこと(10件以下だとそもそも評価結果に信頼性がない)
- 評価の平均点が高いこと(当然ながら基本的には評価が高い方が良い本である)
- 良いレビューと悪いレビューの両方を見る(例えばあなたが初心者であるならば、悪いレビューの理由が「内容が簡単すぎてつまらない」であれば気にすることはないが、「内容が難しすぎて初心者には理解できない」のであれば避けた方が良い。レビュー内容を見ることでどういう人にとっては良い本でどういう人にとっては悪い本かがわかる)
また「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で表示される類似の本も見てみて、数冊見た中から一番良さそうな本を探す。
本屋でなんとなく探す
ネット上での本選びは効率的で便利だが、たまには本屋に行ってみるのもいいと思う。
本屋は基本的に売れている本が物理的に目立つところに置かれているから、本屋の気になるジャンルのコーナーに行って、目に止まった本を軽く立ち読みして回ると、けっこう良い本に出会える確率は上がる。
私は頻繁には本屋には行かないが、時々は本社でリアルな本に触れてみるようにしている。
ただ最近は本屋で気になった本も基本的にはkindleで買ってしまうので本屋の売上には貢献していないのだが。。。
とりあえず有名な本から読んで見る
色々調べたりせずとりあえず有名な本をかたっぱしから読んでみるのも一つの選択肢だ。
有名であるということは基本的にはいい本で、多くの人に読まれているはずだ。
特に古典的名著というのは、多くの人に評価されているからこそ時代を越えて生き残っているので、それなりに信頼できるはずだ。
ただ有名本(特に古典的名著)を読む上での注意点が二点ある。
- 名著だからと言って万人にとって意味があるわけではない。特に難解な書籍になると、あたな自信が読むべきフェーズにいないとチンプンカンプンで全然おもしろくないということも多い。そういう時は無理して読まず、時間をあけて読むべき時が来るのを待ってもいいと思う。
- ものによっては情報が古かったり、当時は最先端であったが今ではもっとわかりやすい本がたくさん出ているということもある。無理して難しい古典を読まずとも、現代版の要約本や解説本があればそちらを読むのも全然ありだと思う。
おもしろくない本は無理して読まない
ここまで本の選び方について書いたが、選んだ本が面白くない場合は無理して読み切る必要はない。
特に一般的に良書と言われる本屋、名著と言われる本については、なんとなく「良い本だ」と言わないといけないような空気感があるが、そんなことはない。
どんな本も万人に100%良いわけではないし、読むフェーズによっても印象は変わる。
読んでもおもしろくないと感じた本は無理して読まず、あきらめて次の本を探そう。
人生の時間は限られているので、早く本を見切ることは新たな本に出会うチャンスを増やすことと同義である。
最悪なのは難しい本を読み切ろうと苦戦して、読書自体が嫌いになってしまうこと。
読書は義務ではなく、楽しみだ。
まとめ
そんなわけで、私は本に出会うためにやっていることは大きく以下の3つにわけられる。
- 常にアンテナを張り、良い本の情報を察知したら即買い・即読みする
- 何か読みたいジャンルがある場合はネットで調べ、Amazonを調べた上で良さそうなものをチョイスする
- たまには本屋で無造作に本を読んだり、いわゆる名著を手にとってみる
自分なりの本の選び方を見つけると、どんどん新しい本に出会えて「どんな本を読めばいいかわからない」ということはなくなる(読みたい本が積み上がって読みきれないという悩みは生まれるが)。
最後に、読書に関するおすすめ本をいくつか紹介しておく。
僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
池上彰氏と佐藤優氏の書籍や新聞の読み方の本。
とりあえずこれ読んどきゃ良い。
内容非常にわかりやすく読みやすい。
本田直之氏の読書術の本。
読書は自己投資としてむっちゃ費用対効果高いからレバレッジが効くよって話と、速読より多読を勧める内容の本。
アクション リーディング 1日30分でも自分を変える“行動読書”
読書はインプットだけではなくアウトプット(アクション)が大事だよって内容。
私も全面的に同意。
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